筑波大学は総合大学として幅広い学問分野を有し、研究や教育を支える様々な施設や部署を擁しています。我々技術職員はそれぞれの職場で業務にあたっていますが、自分の職場からほどない距離にあっても足を踏み入れたことない場所が存在するものです。あるいは、その業務もまた広範に亘り、専門性を跨いで交差することは思いのほか多くはありません。もしも、まだ訪ねたことのない別の技術職員の職場を訪れる機会があれば、見知らぬ場所での営みを見聞する旅の趣きとなるでしょう。
技術職員交流会は今年で４回目の開催となります。今回の交流会では、皆さんへ旅のような体験を提供したいと考えています。技術職員の持ち場を見学する企画をはじめ、新任職員の紹介、共通の業務である職場巡視についての意見交換会といった構想は、全技術職員を対象に実施したアンケートに由来するものです。実行委員以外のメンバーにも準備段階から参加してもらい、分科会として整えました。それらと合わせて、研究に関連する業務の報告、技術職員で構成する組織の取り組みの紹介など、７つの分科会を取り揃えています。いっぺんに全てというわけにはいきませんが、技術職員がどのような環境でどのような業務にあたっているかの一例を垣間見ながら、共通の話題や課題を考えることができるプログラムです。ぜひこの機会にご参集ください。