夏休み自由研究お助け隊

夏休み自由研究お助け隊2021実行委員長からのご挨拶

夏休み自由研究お助け隊2021参加者の皆さんへ

 皆さん、夏休み自由研究お助け隊に参加してくださりどうもありがとうございます。百年に一度ともいわれている感染症の大流行のせいで、 皆さんにとっては(我々大人にとってもそうですが)去年に引き続いて残念ながら今年も遠くに出かけて行ったり、たくさんの人が集まる大きなイベントに参加したりすることが難しい夏休みになってしまいました。 筑波大学の夏休み自由研究お助け隊は、今年で17回目となる長い歴史のあるイベントです。 これまで参加する中学生の皆さんには、大学に実際に来ていただいて、普段みなさんの学校や自宅ではなかなかできない「研究」を大学の実験室や教室を使って行ってきました。 皆さんにも実際に大学がどんなところなのか見ていただきたかったのですが、結局今年はオンラインでこのイベントを開催することになりました。
 普段、大学では大学生は勉強をし、教員、研究員や大学院生は研究をしています。 そして大学での最先端の研究や教育を支える特別な技能を持つ様々な分野の専門家である技術職員という人たちもたくさん働いています。 この技術職員の皆さんがその経験とスキルに基づいて、中学生の皆さんに経験してもらいたいと考えたとっておきのテーマを今回のワークショップの研究テーマにしました。 皆さんが実際に実験や作業を行う中で、わからないことや不思議なこと、気になったことがあれば何でも技術職員の皆さんに聞いてみてください。
今年は初めてオンラインで開催します。パソコンの画面を通じて皆さんとコミュニケーションをしながらワークショップを進めていくことは私たちにとっても初めてのことで、大きな挑戦です。 今回、直接皆さんにお会いすることができないのは大変残念ですが、皆さんがワークショップを楽しんで、研究に興味を持つ機会になればうれしい限りです。このワークショップが皆さんにとって百年に一度あるかないかの特別な夏休みの素敵な思い出となることを願っています。来年はぜひ筑波大学でお会いしましょう。


夏休み自由研究お助け隊2021実行委員長
筑波大学 数理物質系教授・技術室長 柳原英人


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2019年度の記録 筑波大学